スタファミ日記

スタートアップの社長の家族の暮らしを発信します。

保育士試験 実技

保育士試験の実技試験を受けてきました。

意外と実技試験の細かい体験談がなかったので、できる限り細かく書いてみます。

(2018年前期です。受けた直後に8割方書いていたのを放置してしまってました。)

8:45~全体ガイダンスで、造形の試験室になっている部屋でのガイダンスでした。

受験者全員分のタイムスケジュールが書かれた表と、各試験の注意事項・流れ、試験室と待機室の配置図が書かれた紙が置いてありました。

私は音楽⇒言語で、お昼までには終わる順番だったのでラッキーです。

ガイダンス終了後、9:30~造形が一斉スタート。音楽・言語も始まります。

噂のとおり、造形が入っている人はやっぱり2科目目が遅い時間になりがちだったようでした。

私は音楽が始まるまで1時間ちょっと時間があったので、校内の日陰ベンチで言語の練習をぶつぶつやっていました。

周りにも同じような方が。でも、聞かれると恥ずかしいので、みんな距離をとって笑

 

音楽

準備

楽譜の選定。インターネットでハ長調に移調されたものを購入しました。#とか♭とかついてないほうが簡単なので、ハ長調

おかあさん アイアイともに印刷して、色画用紙に貼りました。

5月からだいたい毎日1回ずつ弾いていました。

私のピアノに関するスペックとしては、小2~小4まで、個人レッスンでピアノを習っていたので、

今回の楽譜くらいであればすぐ弾けるようになります。また、もともと合唱曲の伴奏を弾くのが趣味なので、

よく家でピアノ伴奏しながら歌っていたので、弾き歌いということに関してはそこまで心配はありませんでした。

ただ、うちにあるのは電子ピアノですらないキーボードで、いざグランドピアノで弾くと音が大きくて自分の声が聞こえなくて焦った、というような体験談を目にしていたので、

練習するときはキーボードの音量をマックスにして弾き歌いしていました。

そのおかげか、本番も思ったよりピアノの音が大きかった、ということはありませんでした。

当日

試験開始目安時間の40分前くらいに待機室に行きました。

冷房が効いていて涼しく、もっと早く待機室に来ればよかったと思いました。

みんなエアピアノで練習していました。私は音楽はまぁ大丈夫だろ、と思っていたので持ってきていた文庫で読書タイム。

8番前くらいの人の試験時間くらいのところで、4人ずつ受験番号が呼ばれ、試験室のある建物へ移動。

試験室の前のろうかあたりで試験室別に待ちます。

自分の前の前くらいの人がやっている段階で試験室のすぐ前で待ちます。

試験室が15くらいまであったので、誘導係の方、すごく多かった。

でも1人3分の持ち時間でスムーズに回すためには必要な人数なんでしょうね。

試験室は大学のピアノ練習室で、2畳分くらいの狭いスペース。ピアノに向かって斜め後ろから試験官2名が見ている構図。

受験番号シールを1枚ずつ手渡したあとは、ピアノに向かい、自分のタイミングでスタートします。

おかあさんとアイアイの間は試験官から「次どうぞ」などの言葉はなく、自分で勝手に2曲目をスタートします。

いつも通り弾き歌いしました。やっぱり多少は緊張から手が震えたかな、とは思いましたが、いつも通り弾き歌いしました。

言語

準備

4つのおはなしからどれにしようか選びました。

おむすびころりんは原典がどれかわからないし、台本をいちから考えるのは面倒だったので、「てぶくろ」か「がらがらどん」のどちらか、の二択でした。

長女5歳ががらがらどんを気に入っていたので、読み聞かせに付き合ってくれるなというところでがらがらどんに決めました。

がらがらどんは派生した本があるわけではなく瀬田貞二さんの訳でひとつの作品として存在していて、

3歳が相手だからといってそれをむやみに変えるのは作者への冒涜だと思うタチなので、

ひかきぼうが3歳に理解できなかろうと、こっぱみじんが3歳には残酷だろうと、そのまま読もうと思っていました。

ただ、全部そのまま読むと3分におさまらないので「とトロルがいいました」とか「あんまりやぎがおもいので~」とかの

無くても話が通じる部分は泣く泣く削りなんとか3分におさまるようにしました。

当日

音楽が終わったあとは、また日陰でひととおり読んでから待機室へ。

ちょっと早く来すぎた感がありましたが、頭の中でがらがらどんを読んでいました。

言語は、自分の4番前くらいの人がやっているときに待機室から試験室のすぐ前に移動でした。

言語の試験室は、音楽とはうって変わって、広かったです。小学校の教室よりもうちょっと広いくらい。

小学校の教室2個分くらいはあったかも。

試験官2人が遠くの長机に座っていて、受験者と試験官の間くらいに幼児に見立てたイスだっかなんだったかが置いてありました。

試験官は見ないようにして、幼児だけを見るようにして読むことを心がけました。

ほぼ練習通りのペースで進め、止まることもなく抜かすこともなく。

これもほぼ練習通りではあるのですが最後「チョキン、パチン、ストン。話はおしまい」だけ言えずにタイマーが鳴りました。鳴った瞬間「おしまい」って言ってしまえば良かった。

時間が余って気まずくなるよりは良かったかな?

 

こんな感じで、音楽・言語ともに39点でした。

 

採点基準はよくわかりませんが、Twitterを見てると50点の方とかもいて、満点の実技、ぜひ見てみたいです。